2017年度ノーベル文学賞は、長崎出身のカズオ・イシグロに決まりました。
彼は27歳の若さで処女作「遠い山なみの光」を発表し、王立文学協会賞を受賞しました。
31歳で「浮世の画家」を発表、ウィットブレット賞を受賞。
34歳で発表した代表作「日の名残り」は、英語圏最高とされる文学賞ブッカー賞を受賞しています。
青年時代の果敢な挑戦が、ノーベル賞という結果に結び付いたのです。
もともとノーベル文学賞作家は、青年時代から高い評価を受けてきた文豪が多いことで知られています。
キプリングは、29歳で代表作『ジャングル・ブック』を発表しています。
ヘルマン・ヘッセも、29歳で代表作『車輪の下』を発表しています。
アルベール・カミュが、2大代表作『異邦人』『シューシュポスの神話』を発表したのも、29歳のときでした。
ハウプトマンは、27歳で代表作『日の出前』を発表しています。
ヘミングウェイも、27歳で代表作のひとつ『日はまた昇る』を発表しています。
川端康成も、27歳で代表作のひとつ『伊豆の踊子』を発表しました。
トマス・マンは、25歳で代表作『ブッデンブローグ家の人々』を発表しています。
ショーロホフは、23歳から代表作『静かなるドン』を書き始めています。
大江健三郎は、わずか22歳にして『飼育』で芥川賞を受賞しています。
「自分はまだ若い、もっと経験を積んでからでないと大きな仕事はできない」
そのような臆病は、青年の最大の敵です!
人生は意外に短いものです。
青年時代に大事業を経験しなければ、その後も大きな仕事などできないでしょう。
池田先生は26歳の若さで青年室長に就任し、広宣流布の総司令官となっています。
あなたが使命を果たすべきは、いつかではなく、今なのです。