希望対話より
「自分の言うことを聞かせよう」と思っている人の言うことほど、聞きたくないものなんです(笑)
リーダーが威張ったり「自分の言うとおりにさせよう」という態度だと、必ず反発されます。
「自分」対「全員」、「自分」対「みんな」ではない。
一対一の関係を、1人ひとりとつくることです。
一挙に「まとめよう」とすると失敗します。
「自分を中心に」まとめようというのではなく「共通の目標」を中心に団結していくのです。
活動の中では数値目標がよく出てきますが、これは自分自身がよほどしっかり信心を確立していないと、魔として働いてしまいます。
数字が先に立つと「人間を目標達成の手段とする」祈りになりがちだからです。
御書には「いついつまでに何人を折伏しなさい」などという指導は、ひとつとして存在しません。
つまり、あくまで数値目標は世界悉檀であり、一時の方便に過ぎないということです。
内外問わず、友の抱える悩みは十人十色であり、「まとめて祈る」ことなど不可能です。
1人ひとり祈るしかありません。
それが、あなた自身の境涯を拓くことになるのです。