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題目の「南無」は、サンスクリット語の原音をそのまま用いています。
意味は「帰命」です。
ですから、意味としては「帰命妙法蓮華経」と唱える方が、正確なわけです。
しかし、仏教では意味の正確さを犠牲にしても、伝統的に当て字の南無を用いています。
このことから、「nam」の発音が重要であることが分かります。
題目は、「妙法」「蓮華」などといった個々の単語の意味よりも、全体の発音・リズム・響きが最も重要なのです。
意味を優先するなら、蓮華は「白蓮」と訳す方が正確ですが、それ以上に「renge」という音が大切なのです。
なお、音が同じなら「菜夢」でもいいではないかと言われそうですが、南無はほぼ左右対称で見栄えもいい文字なので、最終的に定着したと思われます。
ここからは想像の域を出ませんが、大聖人が他の星に生まれて御本尊を顕される場合は、その国土の文字を用いられると思います。
しかし、題目の発音は常に「ナンミョウホウレンゲキョウ」であるはずです。
http://youtu.be/NsZYBIUBUho
この動画のように、人の声にガラスが共鳴を起こして割れることは、物理的に実証されています。
声そのものは空気の振動なので、エネルギーとしては微弱です。
しかし、それが共鳴によって増幅され、巨大なエネルギーを生むのです。
これと同様に、「南無妙法蓮華経」という音声は、全宇宙に共鳴します。
凡夫の耳には、ただの肉声にしか聞こえないかもしれませんが、実際には全宇宙の一切衆生の仏界に共鳴を起こし、増幅させるのです。