全宇宙の一切万物は「南無妙法蓮華経」の波動から生じています。
あなた自身を含め、全てが南無妙法蓮華経の化身と考えてもいいでしょう。
それを突き止められたのが、末法の本師・日蓮大聖人です。
有難いことに、人間はこの根本の波動を耳で聞き、口で唱え、文字に顕すことさえできます。
人間そのものが、南無妙法蓮華経を認知するために進化してきたといってもいいでしょう。
あなたが一遍お題目を唱えるだけで、宇宙の万物が共鳴を起こし、仏性が強まります。
それは、乾いた大草原にひと粒の火種を落とすようなものです。
あるいは、巨大な鳥の群れが、一羽が飛び立ったのをきっかけに、一斉に飛び立つようなものです。
創価学会が設立された当時、世界はまだ帝国主義に支配されており、戦争と差別がまかり通っていました。
しかし戦後、学会が急激に拡大し、何百万人という会員がお題目を唱えだすと同時に、世界中で平和と平等を求める声がどんどん高まり、ヒューマニズムの時代が到来しました。それはまさに法華経の精神です。
世界から仏法への注目が集まり、旧ソ連や中国をはじめ、世界各国のリーダーたちが、池田先生と対話されました。
これは決して偶然の一致ではなく、全てお題目の波動の為せる業なのです。