大聖人は竜の口で大宇宙を動かしてひかりもの(隕石)を呼び寄せられ、斬首を中止させましたが、このとき、意識してひかりものを呼び寄せたわけではありません。
法華経の行者を守護する具体的な方法は、諸天が決めることなので、祈らなくても構わないのです。
大統領が、SPにどうやって警護させるか、いちいち指示を出さないのと同じです。
それはSP自身が責任を持って考えることだからです。
あなたが、どうしても今年中に1000万円用意しなくてはならないとします。
このくらいの金額になると、自力ではどうにも調達できないと思います。死に物狂いで祈るでしょう。
このとき、あなたは
とにかく「今年中に1000万円用意せよ」とだけ、諸天に命じればいいのです。
途中のステップは考えなくて構いません。
どうせ、凡夫の浅知恵でどうにかなる額ではありません笑
すると、本当に1000万円用意できるか、払わなくて良くなるか、どういう形になるか分かりませんが、その悩みは必ず解決します。
折伏の目標にしても、作戦なんか考えなくていいのです。
凡夫の浅知恵で折伏などできません。諸天に命じて、法を説く相手を連れてこさせるしかないのです。
もちろん、素直に信心する相手は稀で、罵られることがほとんどでしょうが、功徳は同じなので、いっこうに気にする必要はありません。
その意味では、
入会決意や本尊流布より、対話そのものを目標とすることが、より仏法の本義に適っていると言えるでしょう。