念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅 カルト撲滅
昭和天皇は人間宣言をしたので、彼を神として祀る宗教施設は、この世にありません。
その、人間に過ぎない昭和天皇の、そのまた部下に過ぎない東条英機らA級戦犯を、なぜか神として崇めているのが、神社のフリをした新興カルト宗教・靖国神社なのです。
多少なりとも天皇を敬愛する気持ちがあれば、その部下を神として祀ることは慎むはずですが、靖国にはそのような遠慮は一切ありません。平然と天皇を下し、部下を天皇の頭上に置いています。
敗戦後、あらゆる屈辱に耐えた昭和天皇も、かつての部下だった東条らに頭を下げることだけは、我慢できなかったようです。A級戦犯の合祀後は、生涯靖国を参拝しませんでした。
もともと、靖国神社の教祖は、帝国陸軍の祖とされる軍人・大村益次郎です。もちろん大村自身も祀られています。
靖国神社参道のセンターには、創建を命じた明治天皇ではなく、発案者である大村益次郎の像がそびえ立っています。ここからも、靖国にとって本当はどちらが重要な人物なのかが理解できます。
つまり「軍属サイコー!」という宗教なので(笑)本心では、天皇ごときどうでもいいわけです。
やはり軍人だった東条英機を合祀したのも、必然の帰結だといえます。
天皇より、軍属のほうが上。
。。。一般国民はもとより、天皇を敬愛する保守層の心情からも遠くかけ離れた、独善的カルト宗教といえるでしょう。