辞任直後の安倍前総理が靖国に参拝し、案の定批難を浴びています。
彼は神道政治連盟国会議員懇談会の代表であり、神社本庁の「忠犬」として、戦前の日本を取り戻そうとしてきました。
しかし、念願だった在任中の改憲案は全く国民から相手にされず、アベノミクスも2度にわたる消費増税容認で水泡に帰しました。
さらに、緊急事態宣言の前倒し解除で早々に第2波を招いてしまい、ストレスが限界を超えて自滅してしまいました。
結局、これといった成果がないまま、総理の座を辞すことになりました。
ともあれ今回の参拝は、安倍晋三が総理の器ではなかったことを、改めて内外に示していると言えるでしょう。
靖国には、亡国の戦犯である東条英機も合祀されています。東条を熱心に崇拝し、その生命と感応すれば、日本を亡国に向かわせることは必然です。
菅新総理も神政連に加入しており、神社本庁と自民党の「主従関係」が解消されたわけではありません。
仏法の眼で見れば、自民に神社との関係を断ち切らせるしか、日本を救う方法はないのです。