何より「若者と女性の活用」が急務です。
かつて創価学会は、32歳の池田大作会長という青年を中心に、未曾有の拡大を達成しました。
当時の学会には、大学を卒業していない30そこそこの若者をトップに据えるだけの革新性があったのです。
そこから半世紀。今の最高幹部の年齢を見ると、「学会は老いてしまった」というしかありません。
日蓮大聖人は満31歳で立宗され、日興上人は36歳で一切を相乗されました。
今なら青年部です。
広宣流布は、永遠に青年が先頭に立って進めていくのです。
本来ならば、青年部長が即会長でいいのです。
長老というのは相談役でかまいません。実際に作戦を立て、闘うのは青年部です。
また、地方組織によく見られるように、惰性に流された幹部が何十年もトップに居座り続けるのは、害悪以外の何者でもありません。
役職にも任期・定年は不可欠です。
信心の世界に年功序列があってはならないのです。
そしてまた、最高幹部に女性がいないことは、学会の保守性を物語る事実として、よく槍玉に挙げられています。
これは日蓮仏法の精神にも背きます。
会長と理事長のどちらかは、女子部(ヤングミセス)とするべきでしょう。
こういった課題は、公明党にも当てはまります。
衆議院には25歳で立候補できますから、有志を18歳くらいから秘書として訓練し、20代で代表に育てるくらいのスピード感が必要です。
40歳を過ぎたら全ての役職を退き、相談役になるくらいの度量が必要でしょう。