創価教育学体系概論より
子どもの実際生活に関係する自然的環境を評価し、および認識せしむる郷土科が、各分科の初めに置かれなければならぬ
牧口先生のこの提言は、1992年にスタートした小学校低学年の「生活科」において、部分的に実現されています。
低学年の児童には、自然環境と社会環境を厳密に区別して教えることに意味はありません。全ては生活環境だからです。
本来は国語や算数も、生活科に含めるべきでしょう。
マンガを読むにも字を読めなくてはいけません。
お菓子を買うには算数が必要です。
こうして、学ぶことで人生がどんどん楽しくなっていくことを体験させるのです。それが学習意欲となります。
創価教育学は、21世紀の教育学なのです。