世界のどこでも、教会(モスク)への参拝は無料が基本です。
有料にしてしまうと「貧しい人々を神から遠ざける」ことになってしまうからです。
もちろん教会にいかなくても神に祈ることはできますが、それでは教会がもともと不要であることがバレてしまうので(笑)建前としては、教会には万人が訪れ祈れることになっています。
しかし日本の寺社では、その最低限の建前すら放棄されています。
観光地化した寺社においては、信心の有無に関係なく、拝観料さえ払えば誰でも参拝できます。
これは実質的な「物見遊山」であり、信仰とは100%無関係です。
京都で最も参詣者が多いのは清水寺ですが、ここの本尊を知っている参詣者などほとんどいないでしょう。
実態として観光業であることは明白なので、宗教法人格を剥奪し、一般の営利事業者と同様、不動産も含めてきちんと課税すべきです。
京都の財政難は有名ですが、寺社に課税できないことが最大の要因です。
建物を見世物にするのはまだマシですが、東大寺の様に本尊そのものを見世物にして小銭を稼ぐに至っては、完全なる霊感商法です。
東大寺は拝観料を払わないと本堂に入れません。大仏様は、実に「商売上手」な仏様ですねwww
もちろん我らが大石寺も、1人2000円もの拝観料をがっつりぼったくっています。花和尚ファンクラブにとって、本尊は商売道具に過ぎません。
100人で20万円ですから、実にコスパのいい「イベント」です。ファンクラブ活動が「登山無間地獄」になるのは当然でしょう。
少なくとも「本尊を無料で参拝できる」ことが、宗教法人としての最低ラインでしょう。
日本が観光立国として栄えていくには、世界から軽蔑されている「神仏を見世物にする霊感商法」の根絶が必要不可欠なのです。