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21世紀の日蓮仏法

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佐渡始顕本尊は偽作

佐渡始顕本尊とは、身延によると、蓮祖が流罪中に初めて顕したとされる本尊です。

現物は明治8年に火災で焼失し、現存するのは写しのみです。

富士では以前よりこれを偽作としています。

真贋については学者の研究を待つしかありませんが、ここでは管理人の私見を述べます。

始顕本尊では、十羅刹や四天王に至るまで「南無」を冠しています。

仏法の常識として、諸天は南無の対象とならないので、これには強烈な違和感があります。

仏法を知らぬ素人がでっち上げたという印象を受けます。

と同時に、本尊雑乱の身延を象徴する本尊であるといえます。本尊雑乱の元凶なのかもしれません。

また始顕本尊は、畳ほどもある絹に記されていたそうですが、流罪の身でそのような超高級品を都合できたのかも、疑問が残ります。

もちろん、文証は一切ありません。

本尊の狂いは、その宗派一切の狂いの根源なのです。






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