臆病な小善人が1000人いるよりも、勇気ある大善人が1人いれば、大事を成就することができる。人材は数ではない。
牧口常三郎
牧口先生が真に育て上げた弟子は、戸田先生1人だけだったかもしれません。
しかしその1人が、学会を再建し、世界広布への道を開いたのです。
中途半端な弟子が何千何万人いても、意味はありません。
広宣流布は、究極的には言論戦です。
時に摂受も用いますが、その場合も破折の実力があることは大前提です。
つまり、
広布のリーダーは、世界中どの宗派との法論にも絶対に負けてはならないのです。
その1人を育てられるかが全てです。
戸田先生は自らを「宗教界の王者」と宣言されました。
事実、戸田先生を論破できるような僧侶や教祖はどこにもいませんでした。まさしく絶対王者だったのです。
学会が発展した最大の理由は、結局はそこです。法論に負ける宗教など、誰も信じられないでしょう。
法論に負けた宗教は、全て消えていく運命にあります。
学会の会長は、永遠に法論の世界チャンピオンでなくてはなりません。
だから「仏法は勝負」なのです。
戦後、宗教界で創価学会がこれほど畏怖された理由は、一介の青年部員が、他宗の高僧を軽々と破折してしまう力を持っていたからこそです。
学会員が何億人いようとも、他宗の論客1人を論破できないのでは、何の意味もありません。
言論戦は頭数ではありません。
たった1人でも最強の弟子がいれば、広宣流布できたも同然です。
あなたがその1人となり、その1人を育ててください!
まただからこそ、訓練の根幹は教学なのです。
それも、仏法はもとより、世界のあらゆる思想宗教に精通し、その全てを破折できる力を身につけなければなりません。
そのためにも、あらゆる宗派の人を折伏することです。「実戦」を体験することです。
折伏を続けていれば、他宗の熱心な信者と法論する機会が必ずやってきます。
未経験だとすれば、あなたはまだ場数が足りていません笑
法論を経験すれば、教学の必要性をますます痛感するはずです。
法論に負ければ、法を下げてしまうだけでなく、あなた自身の信心が破られてしまいます。
学会の教学はあくまで「闘魂の教学」なのです。
一、巧於難問答の行者に於ては先師の如く賞翫すべき事。
日興遺誡置文