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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅 カルト撲滅

功徳こそ最大の天魔である








第六天魔王は欲界の頂点、つまり天界に棲むといわれています。

この信心で一番気を付けなくてはならないのが、実は「功徳を受けた時」です。

目先の功徳におぼれ、つい広宣流布という大願を忘れてしまうからです。



議員や幹部ほど退転が多いのは、それが関係しています。

彼らも若いころは純真に信心に励み、大きな功徳を受けてきています。

また、同志からも尊敬され、常に褒めたたえられています。

そこに慢心が生じるのです。

いったん慢心してしまえば、大きな会合で号令だけかけて、自分は折伏も家庭訪問もせず、幹部の座に居座って世代交代を阻むようになります。生活も乱れます。

こうなったら、形は強信でも、実際は退転です。



池田先生は、大幹部ほど厳しく指導されました。

個人折伏していない幹部を、厳しく叱責されました。

それは、大功労者を決して退転させてはならないという、師としての慈愛だったのです。

折伏に「卒業」は無いのです。



この、師の闘いを継いでいくのは、青年部の役割です。

何年も折伏を決めていない幹部が指導に来たら、追い返してください!

「まず自分が折伏を決めてから出直してこい」そう言い切ってください。

それこそが幹部に対する慈悲なのです。



どんなに祈っても折伏が決まらない幹部もいると思いますが、それは後進に地位を譲りなさいという、蓮祖からのメッセージなのです。

また、それ以前に、折伏力の無い人材を幹部に上げてはいけません。

今の男子部には、10年以上も折伏を決めていない部長、本部長がゴロゴロしています。

彼らが指導しているから、部員さんにも折伏力が身につかず、次の幹部候補が育たないという悪循環に陥っています。



もちろん、自分自身が功徳を受けた時も、一段と気を引き締める必要があります。

子供だましの小さな功徳を与えて、本来の大願を忘れさせるのは、第六天魔王の常とう手段です。

一切油断することなく、梵天帝釈をますます厳しく叱咤し、広布の大道を突き進んで参りましょう!




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