池田大作全集86 408頁より
南無妙法蓮華経の「経」には「行動」の意義もある。
行動がなければ、真の南無妙法蓮華経にはならない。観念のままである。
御書に曰く、「経」は五体のうち「足」に対応しています。
折伏弘教のために歩き回ることが、仏道修行です。
同様に、「妙」は「頭」に対応します。
法を見聞きし、思索する意義があります。
「法」は「喉」に対応します。
題目を唱え、法を語りぬく意義があります。
「蓮」は「胸」に対応します。
胸の前で合掌し、また悪への怒りを燃やす意義があります。
「華」は「腹」に相当します。
諸難を覚悟し、ハラを決めて信心を貫き通す意義があります。
全てがそろってこその南無妙法蓮華経なのです。