大白蓮華2010年5月号巻頭言より
法華経の会座で、釈尊が男性の高弟に授けた記別は「未来世」の成仏であった。
これに対して今世の成仏、すなわち「即身成仏」という妙法の極意を、師弟不二の心で、ただ一人、証明したのは、女性の竜女なのである。
仏法の歴史上、初めて即身成仏したのは、十大弟子ではなく、畜身の幼女である竜女でした。
もちろんこれも迹門の教えであり、本門や文底の教えとは比較にならないほど浅いものですが、女性の仏性が男性に勝るとも劣らぬことを物語っています。
一次元においては、女性が広宣流布の先駆であることを示していると言えるでしょう。
それは、戦後の創価学会婦人部が折伏をリードしてきた事実からも証明されています。
今後、より重要になってくるのは、女子部です。
今の女子部の姿が、そのまま10年後の婦人部、未来部の姿です。
一人立つ乙女たちの和合僧、女子部こそが広布の永遠の源流なのです。
一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり
御書1311頁