第3世・日目上人が南条時光のおいに当たることは有名ですが、実は第4世・日道と第5世・日行も、共に時光の孫にあたります。
その後も6世・日時、8世・日影、そして中興の祖とされる9世・日有上人も、南条一族の出身なのです。
実に2世紀に渡って、南条家が時の法主を輩出し続けてきた事実は、在家である南条家が、いかに純真に蓮祖の教えを伝え続けてきたかを物語っています。
池田先生は
「故人の成仏は子孫の姿を見ればわかる」
と指導されています。
時光は子孫の姿を通じて、自らの成仏を後世に示したといえるでしょう。