再び緊急事態宣言が発令されましたが、われわれ法華衆は非常時にこそ「御書」を拝さなくてはいけません。
今回の新型コロナ危機は、立正安国論に説かれる「人衆疾疫難(にんしゅしつえきなん)」に当たると考えられます。
なおかつその規模は戦後最大であり、学会においても会合中止を余儀なくされるなど、直接的な障害を招いています。
他にも相次ぐ激甚災害は「雨水難」「悪風難」等であるといえます。
こうした大難の出現は、世界広布の進展による反動であるともいえ、避けられない試練なのかもしれません。
しかし、信心によって呼び起こした難であるなら、やはり信心で乗り越えられるはずです。
より具体的には、ステイホーム期間を活用し、各自がしっかり教学に取り組むことです。
御書全編拝読に挑戦してもいいでしょう。人間革命シリーズを改めて読み返してもいいでしょう。
今は、学会全体が教学力を底上げするチャンスでもあるのです。