今年の潮10月号には、1981年のイタリアSGIでの池田先生の質問会が紹介されています。
その中で先生は、生前戸田先生が
「羅什訳を超える法華経が将来世に出たら、そちらを用いても構わない」
と言い残されたことを紹介されています。
羅什の妙法蓮華経も、現在のところ最高の訳ではありますが、完全ではありません。
例えば竜女の変成男子などは、かえって法華経の心を殺してしまっています。
大聖人も、羅什訳だけでなく、梵文や他の訳を研鑽されています。
末法においては、大聖人の御書を根本とする以外に、正しく法華経を理解する方法はありません。
将来的には、創価学会として新たに法華経を訳すことも、必要になってくるかもしれません。