かつて婦人部では、池田先生の提案で、男性が婦人部長を務めた時代がありました。
4者の建て分けは方便に過ぎません。われわれは男子部とか婦人部に南無しているわけではないのです。
必要に応じて、有機的に連携を進める必要があります。
日ごろからの人事交流によって、連携を円滑にすることができます。
団塊ジュニア世代が40代に入り、青年部層は急激に減少しています。
これまでの常識を捨て、組織一丸となって青年部を守る時代に入っています。
特に女子部は、地域によっては壊滅と言っていいレベルです。
池田先生は「未来は女子部で決まる」と言われています。
女子部の弱体化は、10年20年後に必ず婦人部・未来部の弱体化として顕在化します。
女子部を一騎当千に育て上げることが、21世紀に創価学会が「生き残る」ための条件なのです。
とりあえずすぐにできることは、
ヤングミセスの幹部を人事交流で女子部に派遣することです。
もともとヤングミセスは青年なのだから、最終的には女子部と合流させるべきでしょう。
結婚しているか否かで組織を分ける時代ではありません。
また、折伏で結果を出している壮婦のメンバーを、青年部に派遣することです。
これは過去の実績ではなく、あくまで最近折伏を決めている精鋭でなくてはなりません。
今の青年部に決定的に欠けているのは、折伏の指導訓練です。
幹部自体に折伏を決めた経験がなく、指導できる人材が不足しています。
指導する資格があれば、青年部にこだわらずどんどん幹部に登用すべきです。
真剣な祈りは、必ず具体的な智慧として結実します。
精神論や観念論ではなく、どんどん具体的な改革案を出していくのが、青年の使命なのです。