1990年、ソ連のゴルバチョフ大統領は、池田大作SGI会長と最初の会見を行いました。
その冒頭において、
「ペレストロイカの新思考も、(池田)会長の哲学の樹のひとつの枝のようなものです」
そう発言しています。
「池田会長の哲学の樹」とは、もちろん末法の法華経であり、日蓮仏法です。
新思考とは、「世界の平和と安定が自国の安定につながる」という考え方で、冷戦終結に大きく寄与しました。
ゴルビーもまた、末法において、地涌の使命を果たした1人だったのです。
なお、この会見の席上で、ゴルビーはソ連の国家元首として初の訪日を発表し、大きなニュースとなりました。
現代における立正安国は、ただ国内の権力者に法華経を保たせるだけで実現可能なことではありません。
全世界の首脳、とりわけ大国のトップに法華経を理解させることが不可欠です。
池田先生は、まさにその模範を示されました。1000年先まで見通された上での対話だったのです。
蓮祖も機会があれば、必ず蒙古国王に仏法を語られていたはずです。