1970/10/25文鮮明指導より
皆さんは、常に万物に対しています。その万物で自分の息子、娘を育てようという考えを持っています。
しかし、その万物で国を生かそう、世界を生かそうと考えなければなりません。
一寸の土地でも、これを「私の財産だ」と言うことはできません。
すべて神様からもらったというのです。
いくら小さなものだとしても、神様からもらったので、神様に再び返してさしあげなければなりません。
祝福家庭より
自分のものという所有権はありません。
所有権はまず誰にあるべきかというと、神様に帰らなければならないのです。
このように、文鮮明は私有財産を明確に否定しています。
この教義に従う以上、統一信者が破産するのは、あまりにも当然の帰結なのです。
文鮮明の目標は、「ライバル」の共産党を潰して、日本人の全財産を自らが収奪することでした。日本への脅威としては、かつてのコミンテルンと大して変わりません。
これに協力した岸信介や、その後継者である保守も、全員が売国の犬畜生です!
結局、戦後政治の実態は、右派左派による「搾取競争」に過ぎませんでした。本当に最低です。
ここに、どうしても大衆政党としての公明党が必要だった事情があります。改めて「大衆の中に死んでいく」覚悟を決めなおしてもらいたいものです。
また、私有財産を一切認めない教義は日本国憲法に定められた「財産権」を侵害するため、国はその実行を禁止できると考えられます。
現に、密教の即身仏は、現行法で禁止されています。国民の生存権を侵害するからです。
信教の自由は、決して宗教の治外法権を意味しません!
憲法には他にも様々な人権が保証されており、それらを全てバランスよく実現していくことが妥当と考えられるからです。信教の自由だけが特別なわけではありません。
そもそも「神様に返せ」というのに、たかだか100年足らずの歴史しかない統一狂という「人工団体」に万物を返しても、とうてい神様に返したことにはならないですよね?
国や世界のためならば、政府や国連に直接寄付すればいいので、やはり宗教団体に寄付する必要は存在しません。
誰でも死ねば必ず全財産を大宇宙に返還します。文先生のみ言が正しいのならば、万物復帰は全く必要のない蕩減なのです。
それでも統一狂が献金を求めるならば、それは文先生のみ言とは全く無関係に、勝手にやっていることになります。なぜなら「教義としての裏付けが無い」からです。
神様が、日本銀行券をもらっても、どうしようもありません(笑)
お金を欲しがるのは、この世で生身の人間だけです。
つまりあなたが行っている献金は神様を全く喜ばせておらず、蕩減として全く無駄、無意味なのです。