法華経の智慧より
師弟とは、弟子の「自覚」の問題です。
師匠に何回、会ったとか、そばにいるとか、幹部だとか、それは形式です。
たとえ師匠から離れた地にいようとも、直接話したことが無くても、自分が弟子の「自覚」を持って、「師匠の言うとおりに実行するのだ」と戦っていれば、それが師弟相対です。
根幹は、師匠対自分です。組織の機構や役職は方便です。それを間違うと、大変です。
師弟の大城より
「師弟」という言葉を単なる掛け声にしてはならない。
師匠の近くにいるから師弟不二というのも間違いである。
距離ではない。
師匠の教えを「実行」する人が真実の弟子なのである。
私たちは残念ながら、末法の本師日蓮大聖人に直接お会いすることは叶いません。
それでも、本師の仰せの通りに信心を貫くことはできます。
学会が絶対に御書根本なのは、それこそが師弟の道だからです。
今の青年は、池田先生に直接お会いした経験は持っていないかもしれません。
牧口先生、戸田先生にお会いした会員も、今ではごくわずかでしょう。
しかしそれは、師弟を貫くうえで、何の障害にもなりません!
肝心なのは「生命の距離」です。
成仏はあくまであなたの自覚によって決まるのです。