昭和47年8月20日夏期講習会より
組織ではなく、それ以前の1対1の麗しい人間関係があってこそ、現在の見事な婦人部が構築されたのである。
こころに響く言葉より
社交は1対1ではなく、1対多のその場限りの関係であるが、1対1の関係である友情を育てるには時間がかかる。
組織であれ何であれ、社交的連帯は根無し草である。
友情の連帯こそ真実なのである。
池田大作全集85巻より
今日の創価学会の発展も、いわゆる「組織の力」ではない。「人間性の力」である。
これは極めて重要な意義を含んだご指導です。
リーダー・長たるものは、メンバー1人1人と1対1の信頼関係を築かなければなりません。
そうでなければリーダーの資格はありません。
というか、1対1の信頼関係を広めているリーダーを、幹部として選出するのが、本来の人事の在り方です。
祈りにおいても、部員さん1人1人の顔と名前を浮かべて祈ることです。
抱えている悩みは人それぞれですから、まとめて祈ることなど不可能です。
断じて、成果の「数字」を祈るのではありません。
数字から入るのは「人間を手段とする」ことになってしまい、もはや仏法とはいえません。
成果はあくまで結果論であり、「成果を祈ってはいけない」のです。
打ち出しにおいても十分に注意が必要でしょう。