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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅 カルト撲滅

師匠にも浪費癖があった

家庭革命より

浪費というものは、たとえわずかであっても、生活にとって完全なマイナスである。

私自身あまり心がけは良くなかった。

宵越しの金は持たないという江戸っ子気質がどこかにあって、持っただけは使ってしまう性分であった。

戸田城聖先生は、こうした私を「貯蓄をしなさい」とずいぶん叱ったものである。







若き日の池田先生が、御書を100冊注文したエピソードは有名です。

リーダーには確かに豪快さも必要でしょう。しかしそれと同時に、地に足をつけた堅実さも不可欠です。

戸田先生が池田青年に結婚を急がせたのは、経済面の不安があったからなのかもしれません。

「信心していればお金が無くても何とかなる」ということはありえません。

ともあれ師匠も凡夫であり、若い時には若いなりの人間的弱点を抱えていました。

凡人が人間革命を重ねて成長していくところに、信心の偉大さがあります。

またそれゆえに、信心をしていても、世法についてはその道の師に学んでいく必要があります。さもないと独善になってしまいます。

仮に、師匠に一面の欠点があったとしても、それを理由に信心を捨ててしまうのは愚の骨頂でしょう。




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