米TIME誌が発表した2018年「世界で最も影響力のある100人」に、銃規制運動のリーダーである5人の高校生が選ばれました。
キャメロン・カスキー、ジャックリン・コリン、デビッド・ホッグ、エマ・ゴンザレス、アレックス・ウィンドの5人です。
彼らの活動により、銃販売の年齢を引き上げる店舗が出てくるなど、実際に成果を挙げています。
政治家はロビイストたちにがんじがらめにされ、どんなに犠牲者が出ても、いっこうに銃規制を進めることができません。アメリカ社会の宿業です。
そんな中で、現実に規制を前進させたのは、まだ大学にも進学していない、経済的に自立すらしていない、「半人前」のはずの青少年だったのです。
青年が命を捨てて立ち上がる時、時代は変わる。これが全宇宙を貫く法則です。
奇しくも、来月で1968年5月革命から50周年を迎えます。
半世紀前、若者たちの声がベトナム戦争を終わらせ、世界を大きく変えたように、青年の熱と力が大人たちのあやまちを正しています。
ここにも「師弟」があります。改革のバトンは、青年から青年へと、永遠に受け継がれていきます。
21世紀は、青年たちが世界を動かしていく世紀なのです。