池田会長講演集第一巻より
折伏は大幹部自らが実践し、座談会にあっては、折伏の闘将として見事な戦いを行っていただきたい
座談会や会合で名演説をしてみても、一人の不幸な人間を救えない様では、妙法の指導者とは言えません。
地区の人々からも、さすがあの幹部の折伏は見事であった、と称えられるような戦いぶりがなければならない
理事長をはじめ全大幹部が率先して座談会に出席し、折伏を実践すべき
理事、大幹部をはじめとして、全員が座談会や家庭指導、折伏等々、第一線に出て足を棒のようにして歩き、活動に励んでいかなければ、勝利は望めない。
優れたプレイヤーほど早く昇進し、現場から遠ざかるのは、あらゆる組織に共通する欠点です。
師匠が常々言われるように、組織も方便であり、完全ではありません。
ゆえに組織戦だけでは宿命転換に不十分であり、個人戦が絶対不可欠となります。
日本サッカーも、個人戦に強い選手が増えてきました。いくら連係プレーに長けていても、それだけでは限界があります。パスをつなぐだけで誰もシュートを打たなければ、点は入りません。
野球などはもっと顕著で、バッティングは個の力で戦うしかありません。いくら守備の連係が見事でも、それだけで勝てるわけがないのです。
このように池田会長時代には、最高幹部が率先して折伏する空気が本部にみなぎっていました。それが組織全体に広がり、会長就任からわずか10年で、700万世帯の達成に至ったのです。
もちろん本部を無人にするわけにはいきませんが、少なくとも最高幹部全員が交代で現場に入り、折伏の成果も厳格に求めるべきでしょう。
結果を出せない幹部など、世代交代の妨げにしかなりませんから、さっさと交代させるべきです。
創価学会に「官僚」は不要です。幹部に求められるのは、何よりもまず「折伏のお手本を示す」ことなのです。