女性抄より
美というものが、今日ほど型にはめられ、画一化されようとした時代も無かろう。
次から次へと発表される個性的なモードを追って、若い女性は自らの個性を失いつつある。
この悪循環のパラドックスを断つ方法は、しょせん、借り物の美ではなく、自分自身の、本物の個性美を発見しなおすことにあるのではなかろうか。
仏法では「桜梅桃李」を説きます。
桜には桜の、梅には梅の美があります。
同様に、女性美にも個性があります。
背が高い人と低い人では、似合うファッションも違います。
顔つきによっても、また年齢によっても異なります。
美の価値を創造することも、仏法の役割です。
だからこそ、この信心に励む女性はいつまでも輝いているのです。