新・人間革命「布陣」より
私は、その時々の折伏の成果など、問題にしておりません。
大事なことは、皆さんが強盛な信心に励み、大功徳を受け、生活も豊かになり、幸福に満ち満ちた悠々たる大境涯になっていくことです。
功徳の無い信心など、給料の出ない会社と同じです(笑)
そんなものは時間の無駄だから、やらないほうがいいでしょう。
信心していれば、願いが次々と実現していくのが当たり前です。そうでなければ大聖人は嘘つきということになります。
功徳や歓喜の実感がないのであれば、少なくとも「今の信心の姿勢」は改めるべきです。そのまま続けても不信が深まるだけです。
また、功徳は魔を打ち破ってこそ生じるものです。第六天魔王との闘いは臨終の瞬間まで続くと「覚悟」を決めてください。
難を避ける信心ではなく、乗り越える信心です。
魔王を伏する以外に、仏になる道は存在しません。
その一念が定まって初めて、真の境涯が開かれていくのです。