戸田先生は58歳と、決して長命ではない年齢で亡くなられています。
なぜ、戸田先生ほどの師匠が長生きできなかったのか?
この疑問をきちんと説明できる学会員は多くありません。
仏法の極意からすると、
「ぜひ長生きする必要は無い」
「長生きが幸せとは限らない」
のです。
戸田先生は若いころに結核をわずらい、さらに獄中生活で全身ボロボロでした。
本来、生きているのが不思議なお体だったのです。
その中でも、「学会の再建」と「弟子の育成」という使命を果たすために、強引に寿命を延ばされていたのです。
今世での使命を全うすれば、もう無理に生きている必要はなくなります。
不自由な体では満足に戦えず、苦しいだけです。
そこで、戸田先生の生命は、この先何十年も老いた体で戦うより、いったん大宇宙に帰り、若く健康な体で生まれてきて、思う存分戦う道を選ばれたのだと思われます。
おそらく今頃は、別の星で折伏されているはずです。
熱心に信心していても、若くして亡くなる同志はいます。
それを敗北と解釈してしまうと、大変な誤解を生んでしまいます。
来世にも使命が待っていますから、早死にしてもいいんです。
大聖人も、60歳で亡くなられています。
何歳まで生きたかではなく、使命を果たせたかが重要なのです。
戸田先生は、身をもって弟子にそのことを教えてくださったのです。
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