われわれ地涌の菩薩と、第六天魔王との闘いは、久遠元初からすでに始まっています。
第六天魔王は、あらゆる手を用いて地涌の菩薩を悪道に引きずり込み、本来の使命を果たせないように、重い宿業を背負わせます。
したがって、
宿業の重い人ほど、また使命も深いと断言できるのです。
昔から学会員は「貧乏人と病人の集まり」だと言われてきました。
それこそが、久遠元初から数え切れない過去世に渡って、第六天魔王と闘ってきた証です。
あなたも今、様々な悩み苦しみを抱えているでしょう。
それは時に宿業として出たり、罰として出たりしますが、根本的には全て魔の働きなのです。
御本仏大聖人でさえ「迫害されても諸天の加護がないのは過去世の宿業のゆえ」と言われています。
何があろうと、卑屈になってはいけません。それでは魔王の思うつぼです。
久遠元初には、宿業など一切無かったはずです。それが本当のあなたです。久遠元初を思い出すのが魔を破るということであり、即身成仏なのです。
第六天魔王が最も嫌がるのは、あなたが南無妙法蓮華経を唱えることです。
ただ一遍のお題目で、あなたの宿業が、たちまち成仏の因に転じてしまうからです。
第六天魔王も、どうでもいい人間は放っておきます。
あなたを放っておくと、娑婆世界を仏に取り戻されてしまうから、死に物狂いで迫害を加えてくるのです。
あなたが苦しいときは、第六天魔王も苦しんでいます。
ますます強盛に南無妙法蓮華経を信じ唱えていきましょう!