
信心の目的は、みんなが功徳を受けることであって、活動家を増やすことではありません。
この点、日々の打ち出しは、気をつけないとかえって目的を見失わせる恐れがあります。
部員さんが抱える悩みは、病気、仕事、借金、人間関係など人それぞれであり、組織として数値目標を定めて解決していくのには、なかなかなじみません。
それに比べると、活動目標は分かりやすいので、ついそちらばかりに気を取られてしまいます。
仮に、どれだけ活動家が増えても、誰も悩みを解決できていなければ、その組織の方向性は間違っているといわざるを得ないでしょう。
間違った方向にどれだけ頑張って突き進んでも、目的地には永遠に着かないのですから。