ピーター・ドラッカー「経営者の条件」より
昨日の成功は、非生産的となったあとも生き続ける。
古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法である。
みなが昨日の仕事に忙しい。
ドラッカーについては、今さら紹介する必要もないでしょう。
創価学会の原動力が婦人部であったことは、誰もが認める事実です。
それは「専業主婦の組織化」に最も成功した事例といえます。
昭和の時代、まだ働く主婦は一般的でなく、婦人部には「フルタイムで学会活動に打ち込める」人材があふれていました。
池田先生から、午前中の活動は一切禁止の通達が出されたほどです。
シンプルに、活動に費やせる時間が多かったから、婦人部はこれほど伸びたわけです。
もとより、現代は全く時代が異なります。専業主婦などどこにも見当たりません。サービス業で週末ほど多忙な人も多く、昭和の活動スタイルでは、ついてこられる人は限られてしまいます。
壮年男子にしても、今は家事育児を妻におまかせで許される時代ではありません。仕事が終われば毎晩活動に直行、などとやっていたら、即離婚です。
現実として、今の時代に即した方法で広宣流布を進めていくしかありません。
新しい方法を始めるには、まず古い方法を止めるしかないのです。
「活動革命」「組織革命」は、これからも永遠に続いていきます。