全ては「人間革命」から始まる。この原理に異論を唱える学会員はいないでしょう。
複雑な人間社会に見えても、全ては「個人」が単位です。
個人そのもののたゆまぬ人間革命こそ、唯一の正道なのです。
同様に、創価学会も究極的には「会長個人の人間革命」で一切が決してしまいます。
これは現会長の原田君云々といった、低次元の人事の話をしているのではありません。そもそも原田君の年齢からして近未来の交代は不可避です。
誰が会長となろうと、人間革命を怠れば、組織全体が停滞と惰性に飲み込まれてしまうでしょう。
もちろん各組織においても、中心者の人間革命が一切を決することになります。
具体的には、弘教拡大で結果を出し続けて、メンバーにお手本を見せ続けることです。学会はあくまでも折伏のための団体なので、それ以外は枝葉です。
政治をやりたければ政治家になればいいし、ビジネスをやりたければ事業を始めればいい。中心者に求められるのは、あくまで「折伏の模範」であることです。
組織に実務屋が必要なのは理解しますが、彼らが「信心の指導」をする資格があるかどうかは、別の話ですよね?
中心者が折伏を怠り、現場にノルマを割り振るだけなら、もはや「冷たい官僚組織」になってしまいます。学会は絶対に官僚機構を真似てはなりません。官僚を育てるための組織ではないからです。
世の中が変わり続ける以上、学会自身にも常に革命が求められるのは当然なのです。