池田大作青年は21歳の時(1949年)、初めて横浜市内の座談会に出席しました。
会場には未入会の友が5人参加していました。
池田青年は確信をもってこの仏法を語り、5人全員がその場で入会を決意したそうです。
池田先生の折伏で仏道に入った同志は、もはや数えきれないでしょう。
広布のリーダーに求められるのは、一にも二にも折伏力です。
牧口先生は、57歳で入信されてから逮捕されるまで、自ら500人に弘教されたそうです。
学会の歴史上、最も個人折伏で結果を出してきたのは、やはり三代会長なのです。
創価学会は、拝み屋でもなければ教学屋でもありません。いわんや選挙屋、会合屋など論外です。
学会は永遠に「折伏屋」であり、そのリーダーは折伏で結果を出していることが絶対条件となります。
本当は、4年間(会長の任期)で最も結果を出した会員が、年齢性別学歴役職問わず、次の会長になればいいのです。
今の学会人事の欠点は、何十年も結果を出していない幹部でも、そのまま指導し続けることが可能なことです。
一般的には、折伏できていなければ副役職に上げられます。しかし、幹部という立場そのものは変わらないので、座談会などに呼ばれて指導するわけです。
もちろん副役職でもバリバリ折伏している幹部が大半です。しかし中には、明らかに力不足、やる気不足で副に上がった幹部も混じっていて、両者が組織内で同じ待遇を受けていることが大問題なのです。
例えば、男子部で部長に上がったものの、その後はどうしても結果が出せず、副本部長に上がったメンバーがいるとします。
彼には、明らかに他の副本と同等の力量はありません。そもそも部長としての折伏力が無いわけですから。
にもかかわらず、本部においては部長以下のメンバーを指導できる「立場」を、組織から与えられているわけです。
折伏できない幹部が指導していたら、組織がどうなってしまうか、火を見るよりも明らかです。
そうならないためにも、年功序列は徹底的に廃し、若くても結果が出ているメンバーはどんどん幹部に登用していくべきです。
同時に、結果が出せない幹部は卒業とし、場合によっては大学校から再出発させる必要があるでしょう。