池田先生は少年時代から、午前3時起きで家業の海苔製造を手伝っていました。
さらに小学校6年から3年間、新聞配達で家計を助けました。
国民学校を卒業されると、12歳ですぐ軍需工場(新潟鉄工所)に働きに出ています。
4人の兄は皆兵隊にとられていたため、すでに一家の生活を支える立場にありました。
結核に侵され、39度の熱を出したまま、働き続けたこともあったそうです。
そうした過酷な環境の中でも向学心を忘れず、定時制高校を卒業されています。
短大も夜間部に進学しましたが、戸田先生を支えるために断念されたことはよく知られた通りです。
戸田先生は14歳、牧口先生は10歳から働き始めています。
三代会長は、全員苦学生です。いわゆるエリート大学など卒業されていません。日興上人のお言葉を借りれば「下劣の者」です。
創価のリーダーは、庶民のリーダーです。ご立派な学歴など必要ないし、学歴で人を見下すようなリーダーがいては、かえって迷惑です。
学歴で幹部を選ぶようなことがあってはなりません。あくまで折伏や教学の実力です。
第一、いくら高い学歴があっても、社会に出てから学び続けることを忘れれば、すぐに時代から取り残されてしまいます。
創価教育の眼目は
「生涯、勤労と勉学を両立させること」
です。
それこそが真のリーダーを育む真の英才教育なのです。
一、下劣の者爲りと雖も我より智勝れたる者をば仰いで師匠とすべき事。
日興遺誡置文