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池田先生「マンガも推理小説もおおいに読もう」
「未来をひらく君たちへ」より
マンガは、幅広い情操、奔放な発想を養ううえで、欠かせないものです。
私が少年時代に読んだマンガは「冒険ダン吉」「のらくろ」などでしたが、今でも、少年時代の夢をさそった一コマや、ほのぼのとしたユーモラスな一コマが、鮮やかに瞼に浮かんできて、懐かしい思い出になっています。
推理小説についてですが、これも、まったく同じ考え方でいいと思います。
推理小説には、必ず殺人とか犯罪といった、反社会的な問題がテーマになるので、それを、たくさん読むと、そういう影響を受けはしないかと心配しているのでしょう。
しかし(中略)犯罪者のほとんどは、そのような小説とはまったく無関係な動機で、罪を犯しています。
自分の考えを緻密にするためにも、また、頭を柔軟に鍛錬するためにも、推理小説は、決して悪くありません。
[11回]
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創価教育学
2017/07/11 13:45
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