21世紀への対話より
資本主義であれ社会主義であれ、あるいは福祉経済であれ、計画経済、混合経済であれ、それぞれの民族、社会がその時に応じて最も適切なものを選んでいくのが正しいと思っています。
ただし、それらの基盤には、人間生命の尊重を第一義とする価値観、また地球人類を全体としてとらえる視野がなければなりません。
経済はあくまで生命活動の手段であり、それ自体がドグマとなってはなりません。
いかなる体制においても、人間主義・ヒューマニズムがその根底に確立されている必要があります。
これが、仏法でいう「王仏冥合」です。
池田先生が公明党を創立された理由は、ここにあります。
公明党はどこまでも「人間党」であり「地球党」です。
この根本精神を見失ってしまえば、いかに熱心に公明党を支援しようとも、もはや先生の弟子とは言えないでしょう。