新・人間革命「法旗」より
大きな会合も、元気が出るし、勢いがついていいでしょう。
しかし、本当に大事なのは、小単位での、一人一人との懇談です。
小グループでの語らいは、一方通行ではなく、皆の声に、じっくりと耳を傾けることができる。
納得の対話ができる。
また、一個の人間対人間として、強いきずなを結ぶことができる。
無数の毛細血管があってこそ、温かく、清らかな血が流れ通い、人は生き生きと活動することができる。
中心者の役割は、全員と一対一の対話を重ねることです。
学会の幹部には、対話ができない「演説屋」が実に多い。
家庭訪問しても、一方的に言いたいことを述べるだけで、全く傾聴ができていません。
これは活動が会合に偏っている弊害でしょう。
部員さんとさえ満足に対話できないのに、折伏などできるわけがありません。
このブログも一方通行の情報発信であり、もちろん管理人は皆様のお手本になどなりません。
中心者としての力も資格もないし、なりたいとも思いません。
大多数の学会員と同様、名も無き一介の法華衆として生き、死んでいければ十分です。
しかし、あなたが幹部であれば、そうした甘えは許されません。部員さんはあなたをお手本とするからです。
中心者たるもの、決して地道な対話を怠ってはならないのです。