1998/1/20首都圏各部協議会スピーチより
釈尊の仏法対話も「よく来たね!」「ようこそ、いらっしゃった!」と温かく迎えるところから始まったと言われる。
会合に来たこと、それ自体が、尊い仏道修行である。
ゆえにリーダーは、会合に集ってこられた方を、まず真心から歓迎し、その労をねぎらうことを絶対に忘れてはならない。
登壇者は、事前に内容をよく打合せし、それぞれ「話のホシ」を明快にして臨むことが大事である。
参加された方々が本当に「来てよかった」と喜んで帰れるように「会合革命」をお願いしたい。
「出席して当然」の会合など、ひとつもありません。
皆、忙しい中、交通費を使って駆けつけてくれています。
1年に1回でも参加してくれるのであれば、立派な「活動家」です。
それを、たまに来ないからと言って悪口を言うのでは、法華経の行者を罵ることになりますから、せっかくの功徳を消してしまいます。
もちろん、惰性の会合で同志の時間を奪うことも、立派な「謗法」です。
惰性の会合だったら、開かないほうがマシです。
しかし、得るものの少ない会合が、決して少なくないことも事実です。
参加必要性の低い会合は欠席するなど、うまく智慧を使っていきましょう。