池田会長講演集第一巻より
役職は方便であり、形式です。
人間と仏法を語る①より
役職に功徳があるのではない。弘教に励んだ人に功徳があるのである。
社会的地位やいわゆる学会組織の役職に執着するような人生では、その一念はすでに永遠性を志向したものではない。
組織の中で偉いということでなく、人間として立派な存在になることが大事である。
会合に行って、大勢の中に入って話をするだけでは、単なる「話し屋」になってしまう。
会長だろうが何だろうが、折伏をサボっていたら功徳はありません。
とりわけ、堕落した幹部や議員を馴れ合いでかばっていれば、成仏どころかまとめて地獄行きです。
学会の組織は会員のため、全世界の民衆のために存在します。
断じて「幹部のための組織」ではありません。
今の学会は組織を分割しすぎて幹部が足りなくなり、折伏しなくてもお手盛りでどんどん役職を上げてしまいます。
婦人部と女子部を統合して女性部としたのは、ひとつにはその弊害が限界に達していることの表れでしょう。
幹部を増やせば広宣流布が進むわけではありません。むしろ、質の低い幹部を淘汰することこそが急務の課題です。