法華経の智慧より
広宣流布は御仏意です。
ならば、どの地にも「地涌の菩薩」を大聖人が派遣してくださらないわけがない。
人材がいないのではなく、「見えない」だけです。
また「自分が全責任を担っていくのだ」と一人立つことです。その一念に呼応して、人材が現れてくるのです。
新・人間革命「練磨」より
人材はいないわけではない。必ずいます。要は幹部が、見つけられるかどうです。
今の学会の最大の弱点が、硬直した人事ではないでしょうか。
年功序列や学歴で人事を決めている組織は、衰退を免れません。
幹部の第一の役目は、折伏のお手本を示すことです。学会の歴史上、最も個人折伏を決めてきたのは、やはり三代会長です。
どれほど会合の出席率が高くても、折伏していない人間を幹部にすることは、断じてあってはなりません。
もちろん、過去の実績も関係ありません。
10年も20年も個人折伏を決めていない幹部は、「たとえ会長であろうと」全員卒業させ、実力ある若手にバトンタッチすべきです。
全国くまなく探せば、役職が高くなくても、何十所帯も折伏を決めている抜群の人材が必ずいます。彼らこそ最高幹部として全会員のお手本となるべきです。
本当は年齢性別学歴役職問わず、過去4年(会長の任期)で最も折伏を決めてきた逸材が、次の会長になればいいのです。
要は、幹部自身に本気で人材を探す気があるかどうかです。
もちろん教学も大切です。教学軽視で折伏だけ熱心では、顕正会と同じです失笑
若くても青年部1級相当の教学力がある人材は必ずいます。常日頃から御書を研鑽していれば、1級合格は特に難しくありません。
しかし、毎年1級試験が開催されるわけではなく、飛び級も認められないので、そういう抜群の人材をいち早く発掘するシステムが、今の学会にはありません。
幹部自らがきめ細かく家庭訪問し、ダイヤの原石を見つけるしかないのです。
幹部自身が折伏や教学を怠っていれば、とうてい人材を見出すことはできません。
全ては幹部の人間革命にかかっているのです。