今日2月16日は、大聖人ご聖誕の日です。
われら日蓮一門が、改めて広布の誓いを新たにする日ですね。
信心のベテランになってくると、つい、「祈りが叶うのは当たり前」と思ってしまい、御本仏日蓮大聖人への報恩感謝を忘れがちです。
祈りが叶うのは、当たり前ではなく、有難いことなのです。祈るのに1円もかかりませんから笑
100祈って1叶うだけでも、本来は奇跡です。
これを忘れると、多少祈って叶わないことがあった場合、御本仏やお題目への怨嫉・不信が生じてしまいます。
恩知らずの祈りをかなえてくれるほど、御本仏は甘くありません。
御祈念文を確認しても分かるように、祈りとはまず「報恩感謝申し上げる」ことです。
感謝の境涯こそ、仏界だからです。
折伏も、御本仏への恩返しです。
よく「過去を振り返るな」などといいますけど、この考えには落とし穴もあります。
過去を忘れれば、受けた恩を忘れてしまうこともありえるからです。
事に、御本仏からいただいた無量の大恩を忘れては、大きな罰を受けること必至です。
1日1回でいいから、これまでにいただいた数々の功徳を思い出し、感謝のお題目を挙げてください。
御本仏の肉体は滅びても、その生命は宇宙に永遠に冥伏しています。御本尊を通じて、我々はいつでも御本仏に御礼を申し上げることができます。
その姿こそが、一生成仏なのです。