法華経の智慧より
文化祭だって、鼓笛隊だって、研修道場だって、みんな反対したんだよ(笑い)
仏法のすばらしさを、より多くの人々と分かち合うには、文化・教育・平和という普遍的な広場をつくらなければいけないのです。
昔の学会は、色でいえば「灰色」です(笑い)
それを、私がカラフルな彩りに、変えたのです。
もちろん池田先生は、先師のやり方を否定したわけではありません。
時代や段階によって、弘教のスタイルも変化させる必要があるのです。
それには特に、若い世代のセンスが不可欠です。
鼓笛隊も、女子部からの提言によって結成されたものです。
年頃の乙女ならば、綺麗な衣装を着て晴れ舞台に立ちたいという気持ちを、誰もが持っているでしょう。
それを実現できる場を用意することは、まさに慈悲の実践であり、価値創造です。
もちろん強制ではなく、個人の意思が尊重されることは大前提ですが。
組織が大きくなれば、そこには自ずから社会的責任が生じてきます。
閉鎖的な組織では、あらぬ誤解を招きます。
大きくなればなるほど、開放的で多様性を尊重する組織でなければならないのです。