昭和26年に発足した杉並支部は、柏原ヤス支部長を筆頭に、4人の支部幹事は全て女性であり、12地区中過半数の7地区が女性地区部長でした。
草創期の組織は適材適所が徹底されており、実力があれば壮婦男女を問わず抜擢されたのです。
しかし、組織が拡大するにつれて、人事も形式化し、柔軟性を失っていきます。
現在、特に問題なのは、4者がバラバラに闘いを進めているため、力が分散されてしまっていることです。
特に女子部や学生部はどうしても層が薄くなるため、単独での活動は個々の負担が大きくなってしまいます。青年部として一本化することも考えるべきです。
折伏でさえ、男子部は男子部、婦人部は婦人部というようにバラバラです。これでは外部の人から奇異に見られて当然です。
男子部員が女性を折伏するケースも当然あるのですから、女子部や婦人部と日ごろから連携が取れていることは大前提です。
組織の核は、あくまでも地元の地区であり支部なのです。
末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず
諸法実相抄