若き日の日記1957/5/6より
一日中・・・色心共に憂うつ。
今朝、勤行せぬ因果か。猛省。
11/13より
朝、勤行せず。疲れ多し。
11/25より
朝の勤行がつらい。心身ともに。
1960/2/14より
丑寅の勤行に出ず。若いくせに申し訳ない。
3/10より
題目三唱にて、休むことにする。
3/14より
多忙にまぎれて、できえぬ昨今。自己嫌悪あり。
当時は五座三座の勤行でしたから、今以上に大変だったことは確かですが、やはり師匠でも睡魔に勝てない朝はあったのです(笑)
師とて凡夫であり、われら一般会員と変わりません。
「若き日の日記」発刊には、自らの神格化を恐れる池田先生の意図があったのかもしれません。
勤行は黒魔術の儀式ではないので、1度でもサボったら罰が出るというものではありません。
祈りは義務ではなく、権利です。
もちろん、一般論として、毎日続けた方が早く宿命転換できるのは言うまでもありません。
今勤行できていないという人は、まず3分早起きし、3分唱題するところから始めてみてはいかがでしょうか。
それも難しければ、外出前・帰宅後・就寝前に題目三唱するだけでも構いません。何もしないよりはるかにマシです。
凡夫は常に不完全なものであり、0か100かの完璧主義信心では、凡夫の役に立たないでしょう。