日蓮は、禅宗も天魔として厳しく禁じました。
禅宗では、寺に引きこもり、座禅や禅問答などを続けることで、悟りに至れるとしています。
しかし、これは現実逃避に過ぎません。
禅の修行を続けると、ホルモンバランスや脳波が変わり、恐怖や不安を感じなくなります。
目の前で人が殺されていても幸せ、というのが、禅における悟りの境地ですが、こんなものは有害でしかありません。
座っているだけで幸せですから、もちろん、世直しにも無関心になってしまいます。
これはやはり、権力者にとっては都合のいい洗脳ツールです。
日蓮仏法では、現実の中に飛び込み、世直しすることを修業としています。
現実逃避の禅宗とは、対極に位置しているのです。