神社本庁憲章には、このように明記されています。
第一条 神社本庁は、伝統を重んじ、祭祀の振興と道義の昂揚を図り、以て大御代の彌栄を祈念し、併せて四海万邦の平安に寄与する。
第三条 神社本庁は、敬神尊皇の教学を興し、その実践綱領を掲げて、神職の養成、研修、及および氏子・崇敬者の教化育成に当たる。
「大御代の彌栄(いやさか)」とは、天皇の統治する時代が栄えるといった意味です。
つまり神社本庁では、天皇は象徴ではなくあくまで日本国王の位置づけであり、憲法を真っ向から否定しています。
事実、2015/11/23神社新報には
「憲法改正はぜひとも実現しなければならない」
という主張が堂々と掲載されています。
公式パンフレット「神社本庁憲章の解説」には、
『
国民のまつりは「大御代の彌栄、皇運の御興隆」を第一義としなければならぬ』
と明記されており、つまり天皇主権国家の復活と強化こそ、本庁の最大の目的なのです。
その他の活動は、全て枝葉であり、民主主義を破壊するための手段に過ぎません。
神社本庁の正体は、宗教に偽装した右翼団体そのものなのです。
全国の神社は、こうした狂気の団体から一刻も早く脱退すべきでしょう。