密教には「即身仏」なる存在があります。
僧が自ら餓死してミイラ化し、仏として祀られるという、世界的にも例を見ない超カルトな風習です(明治時代から禁止されている)
即身仏に選ばれたのは、出身身分の低い僧が多かったようです。実にむごたらしい話です。
現在でも即身仏は現存しますが、人間の遺体であるため文化財として認められず、その保護が大きな負担になっているようです。
どのような理屈をつけようとも、即身仏が「自殺の美化」「生贄」であることに変わりありません。
密教は宗教というより黒魔術であり、世界史上まれにみる邪悪なカルトなのです。