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21世紀の日蓮仏法

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青年よ、モハメド・アリの闘魂を継いでゆけ







地上での全ての闘いを全うし、元プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリが天に帰りました。

世界中が「ザ・グレイテスト」の死を悼んでいます。



アリは、リングの上で戦うだけではありませんでした。

人種差別と闘い、徴兵拒否でアメリカ政府と闘い、引退後は難病パーキンソン病とも闘い続けました。

人は生涯、闘魂を燃やし、巨大な敵に立ち向かわなければならない。

アリの人生は、それを体現しています。



「ベトナム人は俺を差別しなかった。だから俺にベトナム人を殺す理由は無い」

アリは、このようなシンプルな理由で徴兵を拒みましたが、この哲学にこそ、戦争を終わらせるカギがあります。

戦争とは、一部の老人たちの利益のために、若者に殺し合いをさせる制度です。

若者同士には、個人的な憎しみはありません。元来、殺しあう理由など存在しないのです。

闘いに命を懸けてきたアリだからこそ、誰よりも敏感に戦争の卑怯に気づいたのでしょう。



アリは、20年に及ぶプロ生活の中で、1度もKO負けがありませんでした。これは歴代ヘビー級王者の中でも稀です。

たとえダウンを奪われることがあっても、アゴを割られた時でさえ、勝負を諦めることなく立ち上がり、最後まで闘い続けたのです。

闘いに命を懸ける。それこそが、技術論を超えた、アリの強さの秘訣でした。

アリには、ヘビー級にしてはパンチ力が弱いという、ボクサーとして致命的な欠点がありました。

しかし、魂それ自体の強さによって、見事そのハンディを乗り越え、世界一となったのです。

その不屈の闘魂は、全ての若者にとって、永遠の模範であり続けるでしょう。


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