訴訟の達人でもあった日蓮大聖人

大聖人が訴訟にも精通されていたことは、あまり知られていません。

当時、訴訟は僧侶の仕事とされていて、立宗以前は大聖人もかなり勉強され、実務経験も相当積まれていました。

今でいえば、辣腕弁護士だったわけです。

東条景信が大聖人を暗殺しようとしたのは、訴訟で大聖人に敗れ、逆恨みしていたことも関係していたようです。

仏の異名を「世雄（せおう）」と言います。

「仏法は体のごとし、世間は影のごとし」です。

正しく法華経を行じるならば、世間的な実力も自然に伴ってくるのです。